建仁寺
2010年 01月 13日
個人的にですが、禅寺の法堂(はっとう)の天井に描かれる雲龍図が
大好きで、妙心寺や天龍寺などにもよく見に行きます。
建仁寺のそれは、平成14年に創建800年を記念して描かれたそうで、
写真撮影が許されています。
なぜ禅寺の法堂の天井にはよく龍の絵が描かれるのかというと、
「水の神」でもあう龍が、天井から修行僧に仏法の教えの雨を降らせるようにと、
つまり仏法を講義する法堂にふさわしいからだそうです。
建仁寺には、この「双龍図」以外にも
有名な国宝「風神雷神図屏風」(デジタル複製版。本物は博物館に。)、
禅庭の「潮音庭(ちょうおんてい)」、
枯山水庭園の「大雄園(だいおうえん)」、
そのほか数多くの掛け軸や屏風など
ミドコロがたくさんあります。
今の季節は禅寺特有の凛とした空気に、冬の寒さが相まって、
よりいっそう身がひきしまります。
京都のお漬物は 京漬物-京町家の川勝總本家
by kyoto-kawakatu | 2010-01-13 16:13 | 京都のこと