ねねの道
2008年 06月 20日
「哲学の道」や「半木(なからぎ)の道」、「あじろぎの道」、「ねねの道」などなど。
今日は、「ねねの道」のご紹介をしたいと思います。
場所は東山の麓、円山公園~高台寺南門までのところで、
石畳(御影石 約2500枚)と土塀が続き、とてもよい雰囲気の散歩コースです。

一帯が、「産寧坂(さんねいざか)伝統的建造物群保存地区」に指定されており、
風情ある町並みが続いています。

南向き一方通行の車道ですが、それほど頻繁に車が通ることはありません。
観光客の方々がゆったりと散歩をされています。
電線が地中にあるため、視界もスッキリです。
真横にある高台寺が、秀吉の妻、ねね(おね)が建立し
晩年を過ごしたお寺であるために「ねねの道」と呼ばれています。
その「高台寺」はもちろん、南隣にある「霊山観音(りょうぜんかんのん)」、
道をはさんだ西側にある高台寺塔頭の「圓徳院(えんとくいん)」、
南門近くのこれまた風情あふれる「石塀小路(いしべいこうじ)」と、
界隈にはミドコロがたくさんあります。

台所坂から高台寺へ。

高台寺から、八坂の塔が見えます。
「ねねの道」は、そのまま、「二年坂」、「産寧坂」へとつながり、
「清水寺」へのコースと続いてゆきます。
「ねねの道」と「二年坂」の合流地点には、
川勝總本家の「高台寺二年坂店」がございます。

高台寺店店長による季節のオススメ商品は、
「かぼちゃの浅漬」と「アスパラのしょうゆ漬」です。
みなさまのお越しをお待ちいたしております。
京都のお漬物は 京漬物-京町家の川勝總本家
by kyoto-kawakatu | 2008-06-20 11:49