八坂の塔
2009年 03月 21日
京都東山のシンボル、八坂の塔です。
正式には「法観寺」というそうです。
私自身、この近くの「清水寺」へはもう10回以上、拝観していますが、
「法観寺」へは、遠くから眺めるだけで拝観したことがありませんでした。
今日、初めて真下から眺めてみました。
折角なのでもちろん拝観。
中に入ると……、「二層まで上がれます」との貼り紙があります。
!!!!! これで二層まで昇るようです(怖)
手すりは必須です。
階段途中には、心柱が見えています。
二層に着きました。
頭をかがめていないと無理な高さです。
小窓から東山が見えました。
二層までしか昇れないのが残念ですが、
江戸時代初期の頃には五層まで昇ることができたそうです。
そもそもこの「法観寺」、西暦589年に建立されたとのこと。
以来たびたびの火災にあい、現存する塔は、1440年に再建されたようです。
ただ礎となる石はその飛鳥時代のものがそのまま残っているそうで、
聖徳太子がこの礎に仏舎利三粒をおさめ、「法観寺」と号したとのことです。
平安時代よりも以前の京都、一体どのようになっていたのでしょうか。
遠い昔に想いを馳せる、「法観寺」拝観でした。
京都のお漬物は 京漬物-京町家の川勝總本家
by kyoto-kawakatu | 2009-03-21 21:07